よく、「今の俺が昨日までの俺と同じだと思うなよ!」とか言ったりしますね。
もしかしたら、実際に昨日の自分と今日の自分は全く別人なのかもしれません。
昨日の自分と今日の自分が同じ人だと思うのは、記憶がある為です。
でもその記憶は、恐らく脳に、言ってみれば物理的な形で残っているんじゃないかと思います。
分かりやすくする為に『魂』というものを認めてみると。
昨日の自分とは違う、別の魂が今日の私に入って、私という人間を演じているかもしれません。
・・・・・そんな事をずいぶん昔に考えてたなぁと今日、思い出した。
記憶は、その人を構成する為に重要なパーツです。
クローン人間みたいな全く同じ人間が居たとしても、1日別行動すれば、別の考え方になるかもしれない。
その時点で、ある意味では別の人間になったと言えるんじゃないかなぁって。
そして、自分に関する記憶は、何も自分だけじゃなく、他人にも残ります。
「あの人が生きていたら、どう思うかなぁ」
そんな事を考えるのは、ある意味で死者との対話ができているんじゃないかと思ったり。
2005.08.24