バランスの話

働き蟻って、一定の割合で怠け者が出現するらしいです。

うろ覚えですが、100匹中1匹とかそんな割合だったと思います。

例えば、100匹の働き蟻がいて1匹の怠け者が混ざっていたとします。

この怠け者を排除すると、別の働き蟻が怠け者に『変化』するとの事です。

怠け者が出現するという事自体にどういう意味があるのかはわかりませんが。

こんな風に、生き物って集団の中で、多様性のバランスを取るようにできてるんじゃないかなと思いました。

人間でも、数人のグループを作れば、その中の誰かがリーダー的な存在になったり、ムードメーカーになったり。

『単体の人間の行動は予測できないが、集団としての人間の行動はある程度予想できる。』っていうのは、こんな事にも由来してるんじゃないでしょうか。

2005.12.20